三日坊主くらいは続けたい〜映画『ラストナイト・イン・ソーホー』

ブログを書くと決めて、2日目。すでに面倒臭い。

せめて三日坊主くらいは続けたい。

 

映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は賛否両論がある映画だ。そして、私は非側の意見だ。

鑑賞中、居心地が悪くなり、ムズムズして今すぐ映画館から逃げ出したい気分になった。映画はつまらなくなかった。お話もいいし、ビジュアルも、音楽も、演技もいい。なぜここまで気持ち悪くなったのか。観た時点では、不快感だけ残り、理由は分からなかった。ただひたすらに生理的に嫌いな映画だった。

その理由については、戸田真琴という方が書かれた記事が1番腑に落ちた。インターネットアーカイブに落ちてたので、リンク貼っとく。

https://web.archive.org/web/20211220235147/https://tvbros.jp/hit/2021/12/18/23205/

おおむね戸田真琴さんに同意だ。特に終盤で、亡霊が助けを求めるくだりには、気持ち悪すぎた。

 

しかし、この映画は面白くなかったのだろうか。

ここ数日、そんなことを考えていた。

 

映画館という場所は事故が起こる場所だ。これまで何度意図せずに観た映画から衝撃を受け、自分の価値観が揺らいだだろうか。特に私はその事故を期待して、映画館に足を運んでいるフシがある。映画は劇薬になりえる。

そういう面では、今作は劇薬だったのは間違いない。あのオシャレなビジュアルからは想像がつかないほど、キツい映画だったし、色々と考えさせられた映画だった。悪い意味で。

 

今作について、ラジオで友人数名と話していたとき、思いがけず長尺になってしまった。(ラジオ内では、話に収拾がつかなくなってしまって殆どカットしてしまった)

今作の宣伝は適切だったのだろうか?…という点に疑問が残る。光の点滅に注釈入れるくらいなんだから、少しくらい予防線があってもいいのではないだろうか。それに対して、前述したように衝撃を与えるためには隠した方がいいのか?

正直、この件については腑に落ちていない。