映画「移動都市/モータル・エンジン」

3月1日はアカデミー賞・作品賞を受賞した「グリーン・ブック」の公開日だったり、長編アニメーション賞の「スパーダーマン スパイダーバース」の先行上映があったり、なおかつ映画の日だっつーということも重なって映画好きとしては大変悩ましい日だった。映画好きは「グリーン・ブック」を観て、アメコミ好きは「スパーダーマン スパイダーバース」を観たんだろうけど、無論オレは「移動都市/モータル・エンジン」を観た。
都市が都市を食う 弱肉強食の世界」「他の都市を次々に飲み込み成長を続けるロンドン」っていうちょっと頭がイッてるとしか思えないキャッチコピー。「ホラ!ユニオンジャック描いてるから、これはロンドンね!」っていう無理矢理すぎる狂ったビジュアル。観るしかない。初日の劇場はもちろんガラガラ。観てから3日ほどだったけど、全く飲み込めてない。

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好きなところ
基本は「進撃の巨人」風の世界観なんだけど、その中に「ハウルの動く城」や「紅の豚」のようなジブリっぽい感覚も残しつつ、「ターミネーター」のような近未来SFっぽさもある。とにかくジャンルのごった煮。終始何か起こってて、エーッ!!!となる。二時間ちょっと飽きさせない。たぶん感動すべきところだったんだろうけど、シュライクのくだりで爆笑しちゃいました。

嫌いなところ
全てが雑。基本は投げっぱなし。「こまけぇこたぁいいんだよ」と言える気持ちの余裕が大事。