映画「七つの会議」

公開当初から見ようと思いつつ、5回ほど鑑賞チャンスを逃し、ついに見れると思ってチケット買ったら時間帯を間違え1200円を無駄にするという七転八倒の中、公開してから約一ヶ月経とうとしてる今ようやく観てきた。
映画関係ないから冒頭に書くけど、周りの客がスーパークソだった。口をくちゃくちゃならしてるヤツがいれば、ビニール袋を終始シャカシャカしてるヤツもいた。ムカつくなぁって思いながら観終わって出てきたら、近くに座ってた知らないお客さんが「うるさかったよね~。マジありえないわー」って話しかけてくれて、少しマシになった。持ち込みとか映画泥棒とかもう飽きてるから、シャカシャカ族やクチャクチャ族撲滅キャンペーンしてくれ。

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好きなところ
シン・ゴジラ以降の映画だなと思わされた。とにかく話のテンポがいい。飽きさせない。全員キャラが立っている。全員ムカつく。あるある~って話のオンパレード。特に印象に残ったのは野村萬斎と吉田羊の会話シーン。ぐっとくるものがあった。他にもちょい役で印象に残ったのは音尾琢真演じるねじ六の社長。ガタイや肌の色、汗臭さがスクリーン越しに伝わってきた。あんな感じだっけ。あとミッチー最高。大好き。久々に「愛のメモリー」を聞き返したくなった。

嫌いなところ
話運びが雑だった。ミステリー感を出しつつ、自動的に事件が解決されていくパターン。八角がなぜあんなに優遇されているのかわからない。過去や今やってることはどうであれ20年間はクソみたいなお荷物社員だったことは変わらないワケだから、最後にイイことすれば全てイイってか。都合良すぎだ。野村萬斎の「ヒーッヒッヒ」だったり、会議中に静まり返って「わっはっは!」みたいな、ありきたりすぎて久々にみたクソダサい演技にびっくりした。まだ面白さやギャグに昇華されてないから、キツかった。