映画『街の上で』『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』『スタイル・ウォーズStyle Wars』『ジェントルメン』『AVA/エヴァ』

長い連休が終わり、いかがお過ごしでしょうか。
私は5月1日にスガラムルディVol.17が発行され、いろんなところに配りに行ったりして、ドタバタやってたら、いつの間にか終わってた感じです。先週土曜パレシネに出たので、今号のPR活動は、これで終わりかな。とかいいつつ、先週は最新号の打ち合わせしたんで、止まってられませんね。

YouTubeでやってたラジオ番組「おだつメンズラジオ」が終わって、次のラジオ番組「怪電波フロムスガラムルディ」を制作してんだけど、なかなか収録できずに今に至ります。今週木曜に収録予定なので、今週末には公開できるかな。
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怪電波フロムスガラムルディ

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そんな中で映画も観てたので、つれづれと。

映画『街の上で』
今泉力哉監督の最新作。東京の下北沢という街を舞台に、人々が交差する様子を描く。今泉監督の過去作『サッドティー』を思い返す、ザ集大成といった作品。ある意味、過去の焼き回しとも取れる。
彼女にふられて、ボンヤリと生きる主人公は、なんか楽しそうに思えたけど、寄る辺なさも感じた。あのフリー期の始まりの、ワクワク感?というか、なんかまた世の中がちょっと変わって見える感じ。なんなんだろね。うまく描写されていた。
主人公が愛らしくて、「え?あの成田凌だよ??追わなくていいの?」ってくだりは笑ってしまった。成田凌の役名覚えてないけど。
正直、長かった。
映画館で彼女と今作を観たとき、偶然おふたろうも一緒に観てたり、近場に札幌のヒップホップクルー・中華一番のドギードックさんが居てやかましかったり、映画館を出て街を歩いてるとまた別の知人にあったり。なんか札幌の"街の上で"を体感しているような気分になった。映画館で観てよかったな。

映画『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン
勉強しに映画を観ているわけじゃないが、映画でちょっと学ぶときがある。例えば映画『あん』だと、樹木希林があんこ作る話か…と何も期待せずに観に行ったら、予想以上に食らって、ハンセン病について考えるようになって、少し勉強したり。
今作もそんな感じだった。
ジェームス・ブラウンはまあまあ知ってて、楽曲重視のパーティ映画なんだろうなーと思ってた。ところがどっこい公民権運動の話だった。
ジェイムズ・ブラウンのTVショーでのやり取りが面白くて、すげぇ人だなと実感した。
といいつつ今作はJB大絶賛の話だけじゃなくて、ニクソン大統領を支持してた時期の話や、金払いが悪かった話など。善悪、両方のJBを描いてて良かった。

映画『スタイル・ウォーズStyle Wars』
HIPHOP文化の黎明期を映し出した映画は何本かあるけど、その中の一本。名前だけしか知らなくて今回初見だった。
めっちゃ面白い。グラフィティが主軸に置かれているけど、ブレイクダンスなどなども扱われている。単なる街の流行でしかないんだけど、それが人々の手によって形づかれていく様子が描かれている。
誰かが図ってやってたワケじゃなくて、ただただ若者たちが好きなことを好きにやってるだけ。カッコよすぎる。先生なんていなくて、みんな手探り。誰かが偉いわけでもなく、カッコよくてイケてれば、それだけで一目置かれる。
やっぱ、オレはストリートカルチャーが大好きなんだなと実感した。

映画『ジェントルメン』
良くも悪くもガイ・リッチーだなといった塩梅。観てて、意味わかんなくなって、置いてかれた。

映画『AVA/エヴァ
暗殺者って素性明かさないもんだと思ってたんだけど、母親兄弟元カレまでガンガン明かしてく主人公にびっくり。
元カレ・COMMONも、元カノの妹に手を出すなんて、すげぇヤツだな。