映画『ゴーストランドの惨劇』

2019年10月になりました。消費税が上がって、ムカつく気持ちしかねぇけど、今の気持ちを忘れずに次の選挙につなげるしかねぇなって思います。どうせ不倫やらどーでもいいニュースで世間様は忘れるんだろうけどさ。

このブログは三日坊主の塊だ。三日でも100回繰り返せば300日だ。そんなノリで気が向いたときに書いてる。

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昨日観てきたのは映画『ゴーストランドの惨劇』。札幌はシアターキノで一週間限定上映。ディノスシネマズ札幌がなくなった今、こういうニッチな作品は見る機会が激減した。そんな中で気を使って上映してくれるキノに感謝しかない。
監督のパスカル・ロジェ監督は映画『マーターズ』で注目された人。この作品は観てないんだけど、アレクサンドル・アジャ監督とかと同期。2000年代のフレンチホラー世代、この世代は定石でギャグと化したホラー映画に新たな風をもたらしてくれてて、どの作品も一捻り加えたグッとくるポイントがある。

今作は田舎ホラーの定石に一捻り加えたタイプだった。美しい母親・姉妹の3人家族が人里離れた場所にある、今は亡き親戚の家に越してくるところから始まる。
まあ、よくある「田舎に行ったらキチガイに出会って殺される」ってコースだ。基本は映画『悪魔のいけにえ』。エントランスの構造は左右対称なのかってくらいまんまだし、お化粧はレザーフェイスくんそっくり、キレイな朝焼けの中で繰り広げられる逃走劇もクリソツ。
パスカル・ロジェ監督はその手垢にまみれたありきたりな定石をぶっ壊してくれる。
今まで見たことないようなフレッシュな感覚ではなかったけど、面白かった。

オレもレザーフェイスくんメイクしたいな。隣にいる人が、途中でケェケェいう人でムカついた。
目の前に座ってた人が映画から飛び出てきたような超美人で目を奪われた。エンドロールも立たずに、解いた長髪をまとめてたから、近づいて髪の匂いを確認したかったけど、やめといた。あんな美女とホラー映画の話したいなぁ。もし叶ったとしても、殺されるんだろうな。

ホラー映画の観すぎかな。