映画『アンフレンデッド:ダークウェブ』

2018年に映画『search サーチ』が公開された。あれは物語が全てパソコン上の画面で進行するスリラー映画だったが、手法は目新しくなく2016年に映画『アンフレンデッド』がすでにやっていた。
映画『アンフレンデッド』はジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが制作。目のつけどころはいいけどなんかモヤモヤが残る、ワンアイデアだけで作った一点突破型の映画だった。昨年まではあったことすら忘れてたレベル。笑
映画『search サーチ』がヒットしたからなのか、映画『アンフレンデッド』の続編を熱望する声があったのか、どっちでもいいが続編になる『アンフレンデッド:ダークウェブ』が公開された。前作同様、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウスの制作。

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好きなところ
盗撮した動画が手に入れたパソコンの中に大量に入っており、その中には拉致監禁や凶悪犯罪を示唆する動画も…って具合に「見てはいけないモノを見てしまった」感じが強調されていて最高。
「V/H/S ネクストレベル」や「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようにホラー映画にはファウンド・フッテージものがあるけど、フッテージ映像の見せ方として新鮮だった。前回から少し発展させて考えたんだろうな。”少し”だけど。
ダークウェブの無敵っぷりが素晴らしい。「ダークだから!なんでもアリっしょ!!」ってノリが伝わってくる。ハッキング描写にツッコミどころを挙げたらキリがないけど、演出だと思って楽しめた。

嫌いなところ
あんま直接的なゴア描写がなく、びっくりする演出もそれほど多くなかった。
ホラー映画観るときは膝を抱えて観るオレにとってはちょうどいい塩梅の怖さだった。