映画『イエスタデイ』

大好きな映画『ラブ・アクチュアリー』『アバウトタイム』を監督・脚本したリチャード・カーティス
監督はもうやんないよーって廃業宣言してて悲しいけど、脚本は頑張って書いてくれてるから嬉しいし、観に行く。
そんなこんなで久々のリチャード・カーティス脚本の映画『イエスタデイ』を観てきた。監督はダニー・ボイル
逸れるけど、最近タマフル過去回を聞いてたら、まだまだ尖りまくってる宇多丸さん・高橋ヨシキさんの二人が映画『28日後…』と『28週後…』について語ってて、ダニー・ボイル監督について超グイグイ言ってて良かった。オレも同じ意見です。オレは変わってません、成長できてません。

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そんなことは置いといて、映画『イエスタデイ』。
リチャード・カーティスらしいSF要素ぶっこんだラブコメ。何を掛け合わせても、全てラブコメ方向に突き進んでる。
やっぱビートルズは世代じゃなくても聴き馴染みあるから、映画内で曲がかかればそりゃ盛り上がる。
映画が良くて盛り上がってるのか、曲がよくて盛り上がってるのか、よくわかんない感じだった。
音楽の面で言えば、最後の最後まで主人公は成長してない。それは才能の限界なのか。
しかし幼馴染みのエリーは歌う主人公に惹かれてるわけだから、その惹かれる理由について音楽的な言及してほしかった。せめてラストだけでも、オリジナルソングで締めてほしかった。

といっても、リチャード・カーティスのラブコメが大好物なオレなので、終始グッときてた。なんだかんだセックスしないところとか、大事なことを言えずにモジモジしてる主人公とか、やっぱ好きなもんは好きだって気持ちだとか。最高だった。

映画としてはイマイチ、ラブコメとしては結構スキよって感じでした。
リチャード・カーティス、監督業に復帰してほしいぃー!!!と改めて思った。あんまダニー・ボイル好きじゃねぇんだよな。