Tシャツ話 ボディ編 ～ALSTYLE（アルスタイル）～ 後編

前回はALSTYLEのブラックボディは色落ちする！ってことでシメました。その続きから。今回は着込むとどんだけ変わるか、それに伴う注意点を書いていくよ。

左が大学時代に購入して10年近く着たヤツ、右が最近作ったヤツ。最初は同じALSTYLEのブラックMボディ。左側はブラックよりもチャコールグレーになってる。10年近く着てるってのもあるが、こんなに色落ちするボディはピグメント染めのTシャツ（Good on）しかない。

色落ちが原因で起きるのが、ALSTYLEの最要注意ポイント！
ALSTYLEブラックボディと白モノは一緒に洗うな！

左が洗う前、右がALSTYLEブラックボディと洗った後です。ほんのりピンク色に染まってます。

上下で比較するとこんな感じ。

写真だと伝わらないが、けっこうガッツリ染まる。ワイシャツの肌着として着てたらピンクが透けて見えるくらい。自分はALSTYLEを洗うときは必ず単独で洗濯する。
ALSTYLEのブラックボディが色落ちしやすいだけで、他の色のALSTYLEボディはあまり落ちない。（つっても黒Tシャツばっかなので何色も試したわけじゃない…）

生地の経年変化について。
前述したオープンエンド糸のせいで、長く着てると生地感も変わる。繊維が均一に作られていないオープンエンド糸を使ってるので最初は固くてゴワゴワしてるんだけど、ゴワゴワ感が無くなりスルッと身体にフィットした優しい着心地になる。見た目も生地が毛羽立って見えるはず。
あとタグもクチャクチャになって、首の後ろがチクチクしなくなる。

ALSTYLEは色落ちが厄介だが、経年変化があるので着てて楽しいTシャツだ。色落ちして、プリントが割れて、生地が身体に馴染み、どんどん愛着が湧く。そんなTシャツをポイッと捨てることができるだろうか…。どんどん溜まってく一方だ。

大学時代から10年近く着てるTシャツ。BLACK FLAGのキースがやってるバンド・OFF!のオフィシャルTシャツ。