TOHOシネマズの値上げについて思うこと

北海道には2015年まで恵庭・東宝シネマ8があったくらいで、今はTOHOチェーンはない。なので、オレのシネマライフに実質影響はない。増税もあるし、確実に値上げは今年中に来るだろう。映画館が立ち行かなくなってなくなるより値上げしてでも運営してくれるほうが嬉しい。
札幌の映画館・ディノスシネマズ札幌劇場が6月2日に閉店が決まった。ビル老朽化など様々な理由はあるけど、一番大きい原因は経営不振だろう。別のところで再開予定だけど、それまでの間どんだけの映画好きが路頭に迷うのか。心配だ。
映画館がなくなるくらいなら、値上げくらい受け入れよう。

…つっても映画館は値上げより、もっとやることあるだろ。一般鑑賞料金1800円つってるけど、1800円で観てる人は何人いるんだ？
ムビチケやメンズデー、会員デー、レイトショーの様々な割引を駆使して安く観る。鑑賞本数多い人ほど工夫してる。オレは平均すると1本1000円くらいで観てる。
すでに「通常料金で観るなんて馬鹿らしい」って認識があるもん。

全部のサービスデーやめて統一料金にすりゃいい。そうすりゃ、あまり映画館に行かない人も行きやすくなる。
安く観てる人がいるなか、損するくらいなら行かないって人も少なからずいる。

他の映画館と差別化が…とかいうヤツら。ただでさえ少ない客を取り合ってどうする。映画文化がなくなっちまうぞ。まずは入りやすいように門戸を開け。

オレが映画を観るキッカケになった今はなき札幌のミニシアター・蠍座。
そこの館長・田中次郎は10年以上前から「このままじゃ映画館が全てなくなる」って警鐘を鳴らしてた。オレはその警鐘に影響を受けて映画館で映画を観るようになった。

だけど、そのとおりになってきてる。